エスカレータの夢がこわーい

怖い夢、見ているときは本当に本当に怖くて
汗びしょびしょで目を覚ますのですが……。

その夢を日記みたいに
メモしてみると、ギャグみたいになってしまうのは
どうしてだろう。あれほど怖かったのに。

夢の中の私は、とても大きな駅、古い百貨店、
もしくは、とてつもなく治安の悪い都市の中に居て、
そこから自宅まで逃れようと必死になっているのですが
さまざまな場所にトラップが仕掛けてあるのです。

特に、毎回現れるトラップは、いつも決まってエスカレータです。

あるエスカレータは自殺専用のものであり
一定距離、ステップに乗り続けていると、
突然、巨大シュレッダーのようなもので惨殺されてしまうという仕掛けです。
前に乗っていた人の血と肉片が飛び散るのに驚いて逃げ出します。

あるエスカレータは、乗ったとしても行く先がなく
建物の壁や天井に押しつぶされてしまうという
閉所的な恐怖を感じさせるものであり。これがまた地味に怖い。

他にも、乗った途端に逆方向になったり
突然、猛スピードになったり、そんなエスカレータが意地悪く待ち構えています。

忘れてはいけないのは、すべての夢のおしまいのほうで
必ずといっていいほど登場する
“絶対に降りてはいけない歩道橋の階段”。（降りなきゃいいのに、なぜか降りてしまう）

降りるとそこには、ちいさな古びたバス停があるのですが
それを見ると背筋がぞっとして
亡霊だか何かの存在を直感し
ガツッと背後から抱きつかれ、取り付かれます。この感触がリアルです。

気持ち悪いのは、このときの私は
半分目を覚ました状態（でも身体が動かない。いわゆる金縛り状態？）になっていて
実際に自分が眠っている部屋の様子が見えているのに
夢の中で起きているはずの感触や、
夢の中で聞こえるはずの音声がばっちり聞き取れるところです。

口が半開きになっているのですが、顎が動きません。
文字通り、開いた口が塞がらない。そして喉が痛くなって風邪気味になります。
なんという悪循環！

たまには愉快な夢が見たいので、今晩こそお願いしますｍ（＿＿）ｍ
おねーむちゃん ding ding ding